6/8 タマネギは残り半分、2回目の収穫も終わり今年の保存場所はブルーシート屋根掛けの下
いつもはパレット物置の薪置き場の上と厠前のパレット工房の屋根の下
タマネギとニンニクの収穫量では足りないし、風が通るとはいえパレット工房は小屋の中
そんな時、淡路島のタマネギ小屋を思い出しイメージが出来ました

両端真ん中の柱に5mの単管を渡しメインの梁にし、3m離した2か所に1.5mの単管を直角にやじろべえ式にぶら下げる
その単管に竹竿を乗せてそれに5個括ったタマネギをぶら下げる

これはまだ半分の収穫分 ニンニクは軽いので縁の部分に吊ります

吊り下げ始めるとスパン3mの竹竿梁がたわみ始めて、あらためて立派なタマネギの重さを思い知らされ
竹竿が折れたら惨めな思いをする と1.5mの単管を間に入れて竹竿のスパンは1.5mに
これで竹竿が折れることはなくなったが、
更に吊り下げ続けると、追加で単管を入れたことで
(構造力学的にいうと単純梁のセンターに集中荷重が掛かり大きな負荷になる)
メインの単管が大きくたわんで、まだまだ吊り下げたいのにヤバイ


そこで中断して屋根掛け真ん中に置いているテーブルソーをどけて、設計変更が続きます
最初からやっていれば簡単な作業なのに吊り下げた状態の中でやるのは大変です

この他にも全体のバランスが崩れるとメインの梁を中心に回転してしまう可能性もある
それを止めているのは両端2か所の直交クランプの掴みだけなのです
なので回転防止の単管も添える


テーブルソーをどけた後に柱を追加しジャッキベースを下に仕込んで
メインの梁を真ん中でしっかり支える  そして鋼管を差し込んで回すと


柱は突き上げられ、梁は水平に戻る
それにしてもタマネギは予想以上に重かった