スチールのチェンソー
春に、薪材の玉切りにチェーン刃がへたっているにもかかわらずガンガン回していると突然エンジンがかからなくなってしまった
自宅に近い買った販売店に修理に持ち込むと、
エンジンが焼き付いているようだ シリンダーの修理をすると買い替えたほうが良いほど掛かる
と言われて、新しいのに買い替えることにします
予備のチェーンを買っていたので同じモデル MS170C に
チェーンはガイドバーの長さのほか機種ごとに仕様・規格が違うので合わせおくのが無難です
部品取りもできる、というアドバイスで旧機はそのままお持ち帰り


10月の始め 久しぶりに弟が出張途上に遊びに来ました
旧機が突然動かなくなった原因は他にあると思っていたので、今回のミッションは旧機の復活
これまでも耕運機2台や草刈り機を奇跡的に復活させたエンジン機修復の匠
メカの知識だけでなくやり始めると、必ず動くはず、との情熱・根性が違う
私なんかは面倒くさい、とすぐあきらめてしまうのですが・・・

燃料系を疑いキャブレターも外して清掃
そしていろんな角度で何度も手を加え、スターターの紐を引き続けるとついにエンジンが始動しました
しかしアイドリングモードから運転モードに切り替えると止まってしまう
弟がネットでこのモデルのキャブレターを探すと交換部品セットを見つけました
キャブレターの他に点火プラグ、燃料フィルター・パイプなどいろんな部品のセットで、
Amazonですが送料込みで1000円とちょっと
こんな精密機械部品をどうしてこんな価格で提供できるのか不思議です

弟が帰ってまもなく交換部品が届き、修理の再開
同じモデルがあると便利、 
2台並べて(一番上の画像)アクセル、チョークなどのリンクのつながりが確認できます

左のキャブレターは上が届いたもの、下が元々のもの
細部が違うけれどうまくいくのか

トレーニングを兼ねて、元のキャブレターを使って組みなおすとやはりアクセルを吹かすと止まる

それで新しいキャブレターに交換して始動すると、エンジンがかかり、アクセルも吹かせられました
これで完全に復旧
メカが理解できたので起動するときの要領、注意すべきことがわかります