梅雨の時期なのに湧き水吐出しの水量が少ない おかしい
この時期に竹林の導水パイプをチェックして回るのは大変だし嫌です
とりあえずパイプが竹林を通り過ぎて猪鹿フェンスエリア内に入ってすぐの中間桝をチェック
すると、桝は満タンでオーバーフローしています

この先のどこかで詰まりかけているようですが、ここからは段畑脇の土留めVP管の中以外は
ずっと埋設していて梗塞がどこで起こっているのか調べるのも、修復するのも大変です
完全に詰まって水が出なくなると錦鯉池が酸欠になって緊急事態になります
とりあえ゛それは避けなければ!
こちらの画像はメインの吐出しから出ていない状態

中間桝ではバイパスの取水口が下にあるので、水位が下がると上の取水口に入らなくなる
すると径が小さいバイパスの通水能力は流入に追い付かなくなります

また水位が上がり始め、メインからも出るけれど、サイフォンの原理の難しいところで
径が小さいパイプは途中の空気溜まりの抵抗で流れが悪くなっている

けれども桝の水位がさらに上がると水圧が大きくなりバイパスが勢いよく通水
この繰り返しで二つの吐出しの状態は常に変化しているのです

しばらく後にメインのパイプは完全に詰まり、バイパスが頑張っていますが、
なにしろ径が小さいのでメインを早く復旧しなければ!!!
どこから手を付けたものか!!!

















そこで急遽もう1本の導水パイプを掘り出して、池に届くように切断
中間桝からメインの導水パイプと並行して径が小さいけれど、
流し、風呂、草屋根潅水として使えるようにバイパスのように埋設してあったのです

VP20の塩ビ管がメインですがこの辺りはフレキなエアコン水抜きパイプを使っています
草屋根潅水も長くやっていないし、メインが完全に止まると代替パイプとして頼みの綱
メインの吐出し口から少しは流れていますが今はバイパスの方がメイン