南姉妹が、見てもらえたら、と持ってきたのは動かなくなったというミシン

電源を入れ、フットスイッチを入れると柱のところからガチャガチャと異音
カバーを外すと、下のモーターから上の回転軸に動力を伝えるゴムベルトが外れています

画像真ん中下に見える部品 外側が黒く丸いのはゴムベルトから力を受けるギア
鋼製のコアをプラスチックのギアが包んでいるのですが、みごとに割れています

一番重要な部品 メーカーに電話で問い合わせると 意外にすぐ繋がった
状況を話すと、モデルが古いのでもう部品はないのだと

部品がどの単位かわからないけれど、黒いプラスチックだけなら鋼製のコアには溝があって嵌めるのは至難の業になる
手に入らないけれど、仮に入っていたとしてもコアに入れる自信はまったくない
あきらめて南妹に結果を報告すると、もう粗大ゴミに出すというのでバラすのも面白そうと引き取ります
動力部分だけでも使えないかな とミシンを解体

けれども国産ミシンのマシンは凄い、壊れようがないでしょう、というくらい堅固に作りこんであって分解も大変です
ネジはすべてマイナス頭、溝が壊れにくいのです そして順序良く外さないと次の頭が出てこない
どうも壊れて修理するということを想定していないようです これはいい意味で

悪戦苦闘の末になんとか動力部分のみを無事に回収出来ました
これを使って手持ちの古い足踏みミシンを動かせたら 面白い