草屋根 自動灌水装置 
5月の終わりころ1週間以上里山を留守にしますが、心配なことは草屋根で萌え始めた芝生 
夏野菜はサツマイモとトウモロコシも心配ですが・・・
草屋根の芝生は晴天が続き水無しが続けばおそらくもたないでしょう
留守中も屋根の上で自動で水を撒く設備を用意しなければ
 
草屋根を考えた時から構想はあり、その下準備も進めていました
湧水を使いますが錦鯉の池にも入れておかないと酸欠が心配なので分水 
装置の上流側から順に紹介します

最初小さなバスポンプにこの高さまで水を上げ、散水パイプの奥まで給水できる能力があるのか、
と心配していたのですが、全体に適量が散水されています

奥に見える塩ビパイプには小さな孔がたくさん開けてあって、バスポンプからのホースにつながっています
昔自宅の庭で使っていたものなので煙突付近は孔を塞いだ赤いビニールテープが見えます
手前のホースは手動散水のために井戸ポンプから水を上げるためのもの
生え始めた芝生が少し見えます











自動灌水装置のメイン 
白いタンクは買って1年ちょっとで壊れたT社の洗濯機の外タンク  この経緯についてはいろいろ言いたいことがあるのですが・・・・・
2か所の孔を塞げばりっぱな貯水タンクになります

立てた塩ビパイプの中にフロートが入っていて、湧水分水は少ない量ですが連続して注入され、
水が溜まるとフロートが塩ビパイプ上部の逆さにした紙コップを押し上げ、その上のカップ麺の屋根に守られたスイッチをONにします
ポンプが働いて水位が下がるとフロートが下がり、上のスイッチが切れポンプは止まる
あまり敏感に反応し過ぎると頻繁にon、offを繰り返すチャタリングが起きるのではないかと心配していたのですが 杞憂でした

出来上がってポンプの動作時間を計測してみました
24→2:09→25→1:54→25→1:51→24→1:52→24→2:03→25
24or25
秒がポンプが動いている時間で実に理想的な間歇運転 もちろん24時間連続運転です
この間歇運転を実現するには電子工作でコントロールの回路を作らなければいけないか、なんて考えていたのですが不要でした
このインターバルは湧水の水量に左右されますが、屋根に水を上げる能力・動作は常に変わりがない、というのがいい

パレット工房の中、3本(6本)の電線がぶら下がっている黒い箱がチャージコントローラー
ソーラーパネルから電気を受け取り、それを貯めるのが中ほどに見えるカーバッテリー
1本は外のポンプにつながって電気を供給します
チャージコントローラーはそのやり取りをコントロールし電圧も適正に下げます
ソーラーパネルからの電圧は24Vですがバスポンプの稼働電圧は12Vなので直接には繋げられません

手前に見える青いものは昔使っていたイワタニのキャンプ用冷蔵庫 
車のシガーソケットとカセットボンベ、交流100Vが冷却源として選択でき、これにつないでエコ冷蔵庫を頭に描いたのですが、
まもなく赤ランプが点灯しやはり10Wでは力不足のようです
10Wのソーラーパネルを使って太陽光発電 
すぐ前のキウィ棚では蔓がどんどん伸びて、どんなふうに実を付けるか楽しみ