ジロウさんちで使われていた古建具の補修
古建具はウェブで調べると1枚2,3万と良い値で取引されています
腐ったところを取り去り、そのほぞを見ると2枚ほぞ ほぞ孔は残っているので
そのオス側は再生させなければいけません
その前に薄い戸板をはめ込んでいた溝を掘らなければ・・・
こんな溝はルーターよりトリマーのほうが使い勝手がいい

幅6ミリ、深さ7ミリの溝が出来たら、2枚ほぞの加工
この建具を作った人はどんな工具を使ったのだろう
手鋸引きで正確に切り出すのは至難の業だからスライドソーを使います

横に長い材料は簡単なのですが、縦に長い材料に切り込みを入れるのは難しい
なので治具をつくります そして正確に位置決めして鋸刃を当てる

でも刃は円盤なのでその形まで、あとは手引きですがガイドになっているでもう簡単
こうやっていろいろと考えて作業を進めるのが認知症予防

下の画像は取り去った部材と補修の部材 
短い柱部はここが一番強度が必要ですが2枚ほぞのほぞ孔を開ける自信がないので1枚ほぞ
でも釘、ネジを使わないで、ほぞと接着剤だけで復活しました
全体画像は次回