導水経路を変え、分水桝を設置したことで今回の井戸水道断水には非常に助かりました
もともと檜風呂への湧水利用が発端だったのですが、途中で流しに分水して蛇口を増設していたのです

最初はほんとにわずかしか流れなくて、使い物にならないのかと危惧していたのですがある拍子に流れだし
(池に注ぐ分も)ほぼこちらから出るようになり、
それなら、と五右衛門風呂に入れるとほぼ1時間で適量に満たされました
これで湧水でお風呂に入れるようになった

最初、計測した流量で風呂の容量を満たすには10時間以上かかる見込みだったのに大幅な改善

ところが追い打ちをかけるように夕刻に湧水も止まり、翌朝調べると竹林でイノシシにパイプをはずされていました
つなぎ直すと池には流れるのに蛇口からはもうでてこない

この不安定な流れには”逆サイフォン”が影響している、と考えられます
流入口ははるかに高いところにあるけれど、その経路には若干上りもあり、管路が太ければ問題ないのでしょうが、
今回長い経路のコストを抑えるためにエアコンのドレンホース(50m1800円)を使っています。

VP13と同じくらいの断面なので水圧があれば問題ないのですが、
途中の上りの空気だまりを押し上げる力がないと流れは止まってしまう 
そこで灯油給油ポンプを利用して下から吸い下げます 手動でポンピングするあれ
これで少し改善して さらに途中の畑への給水バルブを開け、水に勢いをつけておいて閉めるとようやく復旧
やはりここから出ると便利 湧水のありがたみが実感されます