無線のアンテナを下しました
アマチュア無線はこの家を建てるずっと前からやっていて
この家を建てた平成4年、屋根工事に便乗して周波数の違う2本を立てました
建てる土地を決める時も電波の受信が良好かどうかの地形も大きなファクターでした
無線はもうだいぶ前に卒業したのですが24年間ずっと立ち続けてくれました
というよりずっと放っておかれていたのですが・・・

立てたときは屋根に足場があって大工さんも手伝ってくれて楽だったのですが
地下足袋を履いて、あらためて右の天窓から屋根に上ると勾配が周りの家に比べてもすごく急
というのもすべての屋根裏をロフトにしているからこの勾配が必要だったのです
天窓に手を・脚を掛けて棟に上がるともう滑り落ちることはなく棟の両端に親綱を渡します
親綱と両端の留め金具は建てたときから準備していたのですがロープは24年の間に縮んでいます
家が伸びることはないだろうから
ロープに遊びがあったので結び直し伸ばしてこれは解決 

ステーを切ったときアンテナが倒れないようにナオキンに下からロープで支えてもらいます
ステーを切りに行くときは親綱に掛けた安全帯が頼みの綱
滑らないように降りて、切ったあとは命綱を引っ張らないと上れません
親綱一本が安全担保ではなく主要な設備となり、かなりヤバイ作業になりました

このとき2機のジェット戦闘機が低空で屋根の上を飛んでいきます
なにか 異常事態が発生か・・・・ 実はブルーインパルスだった
日曜日に平城京跡でイベントがありその予行演習をやっていたのです
無事に2本とも下すことができて、これで雷がアンテナに落ちないかと心配することもなくなります

これも終活のひとつ

                                 2016.11.5